◎私たちの活動について
労働災害や職業病で苦しみ、補償も受けられずにいる… そんな方々の「かけこみ寺」として、心ある労働組合関係者、医師、弁護士、被災者らが連携して1978年に社団法人を設立。2012年に特定非営利活動法人(NPO法人)神奈川労災職業病センターとして横浜市の認可を受けました。
相談活動による労災認定支援や会社との交渉はもちろん、働きやすい職場づくりを目指す調査、啓発活動や、よりよい労働行政を実現するための要請、政策提言など、幅広い活動を繰り広げています。

◎相談活動はカナメ
年間約250件の相談が寄せられます。実際の当事者や家族はもちろんのこと、弁護士や医師などからも意見を求められたり、お手伝いすることも。なにしろ労災補償の制度は複雑かつ会社との関係がからむため、一筋縄ではいかないことが多いのです。「知識」と「経験」がモノを言います。

◎費用はかからないのか
弁護士さんなどのように「相談料」や「報酬」をいただくことはありませんし、できません。あくまでも労働者の権利を守り、働きやすい職場を作るために、相談に来た人と共に取り組むのが私たちのポリシーです。センターは会員組織であり、趣旨に賛同くださった方々の会費(月1口500円)や寄付金(カンパ)が財政を支えています。

◎スタッフ
労働組合や医師、弁護士、被災者などが協力して運営しています。

理事長
斉藤 竜太 (医師)

副理事長
鈴木 誠一(全港湾横浜支部)

専務理事
川本 浩之(事務局長)

常務理事
鈴木 江郎(事務局)
早川 寛 (神奈川県勤労者医療生協)
古谷 杉郎(全国労働安全衛生センター)

理事
越後 重宣(全造船関東地協労組住友重機追浜浦賀分会)
片岡 祥典(JEC連合化学一般神奈川県本部)
河野 修司(全国一般全国協議会神奈川)
佐藤 治 (神奈川県高等学校教職員組合)
谷藤 信彦(自治労神奈川県本部)
千葉 茂 (元あすか製薬労働者)
粉川 洋 (国鉄労働組合神奈川地区本部)
春田 明郎(医師・横須賀中央診療所)
伴  裕之(自治労横浜)
三木恵美子(弁護士)
安元 宗弘(じん肺・アスベスト被災者救済基金)
山田 修士(全駐労神奈川地区本部)

監事
千葉 茂 (いじめメンタルヘルス労働者支援センター)
永倉 冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)

◎ご連絡先
≪本部(鶴見事務所)初めてのご相談はこちらです≫
〒230-0062 横浜市鶴見区豊岡町20-9-505
電話:045-573-4289 FAX:045-575-1948

≪横浜支所(港町診療所)≫
〒221-0056 横浜市神奈川区金港町7-6
電話:045-453-7893 FAX:045-441-0747

≪横須賀支所(横須賀中央診療所)≫
〒238-0011 横須賀市米が浜通1-18-15
電話:046-823-8691 FAX:046-823-9591

◎活動を支えて下さい
私たちは、職場の長時間労働、過重労働、パワハラ、セクハラ、メンタルヘルス、アスベスト被害、有害化学物質などにより、働く方々や地域住民の健康被害者への支援活動を行っております。
労災職業病、公害被災者の救済、及びその根絶を実現するために、誰もがいつでも相談できるサポートセンターとして日々邁進しております。
あくまでも労働者側の立場に立って、企業や行政にも言うべき事を言い、すべきことをする。そうした活動を継続してこられたのは、活動を理解してくださる方々の会費とカンパ(寄付金)です。
この活動にぜひご理解いただき、ご支援・ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。

【会費】
個人会費:月額1口500円より
(年額6,000円より)
団体会員:月額1口500円より
(年額6,000円より)

*神奈川県弁護士会(旧横浜弁護士会)「人権賞」を受賞しました(2014年)