悪性胸膜中皮腫の外科治療@ジャパンキャンサーフォーラム2018
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【中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会共催】
悪性胸膜中皮腫の外科治療 8月11日(土)13:00−14:00 国立がん研究センター
胸膜中皮腫の治療は、「可能であれば手術が望ましい。」とされています。手術には、胸膜外肺全摘術(EPP)と胸膜切除剥皮術(P/D)があります。『EPP + 放射線 + 抗癌剤』または『P/D + 抗癌剤』の集学的治療を実施します。手術術式や治療成績を解説します。経験豊富な病院を受診されることを強くお勧めします。
講演者:岡部 和倫(おかべ かずのり)
国立病院機構 山口宇部医療センター 外科系診療部長
岡山県出身。1985年に大分医科大学(現大分大学医学部)卒業後、岡山大学外科入局。ハーバード大学に、合計6年3カ月留学。2000年にアメリカ医師試験に合格し、ハーバード大学教育病院で胸部外科クリニカルフェローを2年間務めました。胸膜中皮腫の手術数が世界最多の病院で、貴重な臨床経験を積みました。2006年に赴任した山口宇部医療センターへは、全国から多数の中皮腫患者さんが来院されています。
司会者:原 修子(はら しゅうこ)
中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会
関東支部 中皮腫相談担当
2011年子宮頸がん発症後2016年9月【腹膜中皮腫】と診断され平均余命2年と宣告される。2017年に「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」に入会し全国の患者を勇気付けるため中皮腫サポートキャラバン隊として各地で講演会などを実施している。